（１）特許マップの利用

　自社が今までどのような内容の出願を行っているのか、また、他社が今までどのような出願を行っているのか、把握することは容易ではありません。

　その一方、特許マップを利用した自社出願や他社出願のベンチマークを行うことは非常に有効です。

　自社はどの分野に多くの出願がなされているのか、他社はどの分野に多くの出願がなされているのか、特許マップを見ることで、一目瞭然となるからです。

　弊所と致しましては、特許マップを積極的に作成していきたいと考えております。特許マップの作成を通じて、自社の特許ポートフォーリオの形成を支援することが可能であると考えているからです。

　（２）商標権や意匠権

　知的財産権は特許権だけではありません。

　ブランド価値を高めたい、デザインで差別化を図りたい。

　企業活動を行う上で、様々な要求があります。商標権や意匠権を含めて、知的財産権を包括的に取得することで、このような要求を満たすことができ、貴社の優位性を確保することが可能と考えます。

　どのような権利を取得することが、貴社にとってベストの選択かを提案することを通じて、知的財産ポートフォリオの形成を積極的に支援してまいります。